骨粗鬆症は、骨量が減る、構造が変形することで骨の強度が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 骨密度が若年成人平均値(YAM)のおよそ7割未満の場合に、「骨粗鬆症」と診断されます。 骨は、破壊と再生を絶えず行って、新しい骨に生まれ変わっているのです。 この骨代謝が乱れ、破壊と再生のタイミングが崩れてしまうと、骨量が減って骨粗鬆症になります。 女性の場合は、閉経を迎える年代になると骨粗鬆症が起こる場合...
骨粗鬆症の治療は、主に必要な栄養素を摂取して、適度な運動をすることが大切です。 薬物療法としては、骨代謝のバランスを保つための薬が使われます。 薬を使うことに何か理由がない限りは、効果が期待できる薬から原則として使用します。 第一に使われる薬が、「ビスフォスフォネート製剤」です。 閉経から年が浅い女性の場合は「SERM」という薬を使うこともあります。 この薬を使用できない場合は、「活性型ビタミンD...
骨粗鬆症の治療で用いる薬のそれぞれの作用は、次のようなものです。 ●ビスフォスフォネート製剤 この薬は、骨の破壊の働きを抑制してくれます。 そのため、骨密度を増やし、骨折の予防にも効果を発揮してくれます。 薬の副作用としては、胃の不快感程度です。 ただし、まれに顎の骨の異常や大腿骨の中(骨幹部)が骨折することがあります。 骨粗鬆症による骨折としては、特殊なタイプです。 ●SERM エストロゲン製剤...
●ビスフォスフォネート製剤 毎日服用する薬と、週1回服用する薬があります。 最近は、週1回服用する薬が中心となっています。 毎日服用する薬と週1回服用する薬の効果も同じ効果が得られると認められています。 ビスフォスフォネート製剤の「エチドロネート」という薬は、2週間毎日服用し、10週から12周は服用を中止します。 このサイクルを繰り返します。 ビスフォスフォネート製剤は、胃腸においてカルシウムと結...
骨粗鬆症の治療薬のビスフォスフォネート製剤を使用している人で、まれに顎の骨の異常「顎骨壊死」を起こす場合があります。 顎の骨の異常「顎骨壊死」を原因としては、口の中の衛生状態と深い関係があるようです。 ですから、歯磨きをしっかりして、歯周病に注意、予防をすることが大切です。 そして、歯を抜くときは事前に歯科医と相談して、薬を一時中止するなどします。 骨粗鬆症の治療薬のSERMを使用している人は、血...